Soundcore Liberty Air 2 Pro】 私は完全ワイヤレスイヤホンに関しては、 「失くしそう」 「外したときにしまうのがめんどくさそう」 という点であまり好きじゃなかったのでセミワイヤレスのものを使っていました。 こういうやつですね↓ ソニー ワイヤレスイヤホン WI-C200 : Bluetooth対応/最大15時間連続再生/マイク付き 2019年モデル ブラック WI-C200 BC セミワイヤレスの方が外したときに首にぶら下げておけるので、頻繁に付け外しするときは楽だったんですよね。   しかしコロナ禍でマスクをつけての外出が必須となり、セミワイヤレスだとイヤホンをしたままマスクを付けたり、マスクとイヤホンを装着したままマスクだけ外したりなどができなくなって非常に面倒なことになってしまいました。 そしてついに完全ワイヤレスの購入を決意。   購入の条件として、

  • ノイズキャンセリング付き
  • そこそこ音質が良い
  • コンパクトで携帯しやすい
  • なるべく安価
このあたりを満たしてくれるものを探していたところ、Ankerの「Soundcore Liberty Air 2 Pro」に辿り着きました。   結論から言うと、いくつか細かい点は気になりつつもかなり満足しています。 以下で私が1ヶ月間使ってみた感想や使用感をレビューしていきますね。 ちなみに普段Soundcore Liberty Air 2 Proと接続しているデバイスは、iPhone12 ProとMacBookPro(2019年モデル)です。 [itemlink post_id="660"]

もくじ

Soundcore Liberty Air 2 Proの仕様

Anker公式サイトに記載されている製品仕様は以下のとおり。
再生可能時間 ・通常モード:最大7時間 (イヤホン本体のみ) / 最大26時間 (充電ケース使用時) ・ノイズキャンセリングモード:最大6時間 (イヤホン本体のみ) / 最大21時間 (充電ケース使用時) ・外音取り込みモード:最大6.5時間 (イヤホン本体のみ) / 最大23時間 (充電ケース使用時)
充電端子 USB Type-C
充電時間 約1時間 (イヤホン) / 約1.5時間 (充電ケース *USBケーブル使用時) / 約2.5時間 (充電ケース *ワイヤレス充電器使用時)
重さ 約62g (充電ケース含む)
防水規格 IPX4
通信方式 Bluetooth 5
Bluetoothプロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデック SBC / AAC
価格 12,980円(税込)
再生可能時間についてはノイズキャンセリングモードを使用してもイヤホン本体のみで6時間もつので、よほど長時間連続で使用し続けなければバッテリーが切れることはありません。   充電端子は今主流になりつつあるUSB-Cで、USB-Aへの変換ケーブルも付いているので特に不便はありません。   防水規格は「IPX4」。 これは「あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない」レベルの防水性能を表していて、いわゆる生活防水程度の機能は有しているということ。 完全防水ではないので、長時間水に浸けたり勢いのある水流にさらしたりといった状況は避けた方がよさそうです。

Soundcore Liberty Air 2 Proの内容物

Soundcore Liberty Air 2 Proの内容物は以下のとおり。
パッケージ内容
・Soundcore Liberty Air 2 Pro本体 ・充電ケース ・イヤーチップ(XXXS / XXS / XS / S / M / M+ / L / L+ / XL ※Mサイズは本体に取り付け済み) ・USB-C & USB-Aケーブル ・クイックスタートガイド ・安全マニュアル ・18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) ・カスタマーサポート
特徴的なのはなんと言ってもイヤーチップの豊富さ。こんな感じで同梱されています。 [caption id="attachment_189" align="aligncenter" width="654"] Mサイズはイヤホン本体にセットされている[/caption]   XXXSサイズからXLサイズまで合計9サイズが用意されているので、「買ったはいいけど耳に合わなかった」といったことがまずありません。 せっかく良いイヤホンを買っても耳穴にフィットしないと得られる恩恵は半減してしまうのでこれはめちゃくちゃありがたいですね。   またUSB-CからUSB-Aに変換できるケーブルも付属しているので、充電で困ることもないでしょう。   さすがアンカー。ユーザーのことをよくわかってらっしゃる。   携帯性が気になる充電ケースはこんな感じ。 [caption id="attachment_184" align="aligncenter" width="829"] どうでもいいけどめっちゃおデブの手に見える…笑[/caption]   ころんとした角のないデザインで想像以上に小さく、カバンに放り込んでおいても邪魔にならないサイズ感が良いですね。 表面はマットな質感で、手触りも◎。 ちなみに開くとこんな感じ。 ケース上部をスライドすると開きます。 フタの開け閉めやイヤホンの取り出し&セットに不便は感じませんでした。 普通に良いデザインだなと思いましたね。

Soundcore Liberty Air 2 Proを半年間使って感じたメリット

ノイズキャンセリング機能が便利で使いやすい

[gallery size="large" ids="203,202,201"] Soundcore Liberty Air 2 Proでは3タイプのノイズキャンセリング機能と外音取り込みモードがあります。   一昔前に買ったノイズキャンセリングイヤホンはただただ「ノイズキャンセリングできますよ」ってだけのものだったので、こんなに細分化された機能が備わっているのには驚きました。 ノイズキャンセリングモードは以下の3タイプ。
  • エンジンや路面騒音などの低域の周波数を軽減する「交通機関」モード
  • カフェなどで周囲の声や中周波ノイズを軽減する「屋内」モード
  • 外出先での周囲のノイズを軽減する「屋外」モード
都内在住ということもあって電車をよく利用するので「交通機関」モードを一番良く使うのですが、これがかなり優秀。   ノイズキャンセリング効果の程度を文字で表すのは難しいんですが、 「ガタンゴトン ガタンゴトン」 が、 「ガタンゴトン ガタンゴトン…」 ぐらいになりました。笑   私は英会話教材のスタディサプリを使っていて電車内でもときどき学習を進めるんですが、ノイズキャンセリングがないイヤホンだと走行音が邪魔して音声がかなり聞き取りづらかったんですよね。 それがSoundcore Liberty Air 2 Proにしたらめっちゃクリアに聞こえるようになりました!   あと、カフェで作業をすることも多いので「屋内」モードも使ってみました。 「交通機関」モードよりは店内BGMや周りの声などがカットされやすい感じはありますが、ぶっちゃけそんなに大差はないのとモードの切り替えが面倒なので「交通機関」モードのまま使ってます。

イコライザー機能を使えば音質も申し分ない(※素人の感想)

私は音楽関係の仕事をしているわけでもなければめちゃくちゃ音楽を聞くってわけでもないので、音質に関してはド素人の意見になりますが、普通に良いです(小並感) そのまま使うと「まぁこんなもんかな」って感じですが、イヤホン連動アプリの「SoundCore」の中にイコライザー機能があるので、プリセットやカスタムで好みの調整をすればぐっと良くなります。 低音はよく鳴るし、高音も伸びやかな感じ。 さすがにヘッドフォンとかと比べると臨場感とか音の広がりは敵わないと思いますが、1万円強でこれだけ聞ける音が手に入るなら全然ありだと感じました。

イヤホンのデザインがスタイリッシュで悪目立ちしなくて好き

[caption id="attachment_215" align="aligncenter" width="529"] イヤホン本体以外はぼかしてます[/caption]   個人的にAppleのAirPodsシリーズの形や色は好きじゃないんですが、Soundcore Liberty Air 2 Proのデザインはスタイリッシュで主張しすぎない感じがとても好み。 軽いので装着感も問題ありません。

充電ケースがコンパクトでかさばらない

充電ケースはだいたい6cm四方&厚さ3cmのサイズ感で、カバンに適当に放り込んでおいてもかさばりません。 前のワイヤレスイヤホン(首にかけるタイプ)はケースがこれのふた周りぐらい大きかったので、これはかなり嬉しいですね。

バッテリーで不便は感じない

イヤホン本体のみの再生可能時間は最大6時間。 充電ケースも併用すれば最大21時間まで伸びます。   これをどう捉えるかですが、私自身は長時間音楽を聞き続けたり、映画を連続で見たりといったことはしないのでこのスペックで十分すぎるぐらいですね。 充電ケースへの充電も1週間に1、2回くらい。 今のところは出先で充電が切れてしまったこともありません。

マスクしながらイヤホンの着脱ができてとても便利

これはSoundcore Liberty Air 2 Proに限った話ではないですが、"完全ワイヤレスイヤホン"を選んだ最大の理由がこれです。   コロナ禍でマスクをしての外出が必須となってしまったため、マスクをしたままイヤホンを着脱できるのが本当に快適! セミワイヤレスを含む有線式のイヤホンだと、どうしても「イヤホンをしながらマスクの着脱」ができないんですよね。 完全ワイヤレスなら装着済みのイヤホンに触れることなくマスクを付けたり外したりができます。

片方を失くしても無料で保証が受けられる

私はまだイヤホンを失くしたことはありませんが、同じイヤホンを使っているブロガーさんが「片方を失くしてしまったけど、保証を使ったらメーカーから無料で片方が送られてきた!」という記事を書かれていました。 Ankerは18ヶ月保証が付いている(Anker会員登録すると+6ヶ月)ので、2年間は片方を失くしてしまっても問題なさそうです。 これはめちゃくちゃありがたいですよね。   しかも他のメーカーだと残った方のイヤホンを送る必要がある場合がほとんどですが、Ankerは上述した記事を見る限り、注文情報をメール連絡するだけでOKのようです。 完全ワイヤレスイヤホンは紛失のリスクが怖いので、ここのサポートがしっかりされているのは安心ですね。 [itemlink post_id="660"]

Soundcore Liberty Air 2 Proを半年間使って感じたデメリット

外音取り込み機能は微妙かも

Soundcore Liberty Air 2 Proにはノイズキャンセリングの他に「外音取り込み」モードというものがあります。   これは音楽を聞いている最中でも外の音や声が聞こえるという画期的な機能なんですが、たしかに普通に音楽を聴いているよりは外の音が聞こえやすくなります。 しかしちょっとでもうるさめの曲を聴いていると、取り込む外音がかき消されてしまってあんまり恩恵を感じられませんでした。 道端を歩いていて後ろから車が接近してくるのに気づかず横断しようとして事故る、みたいなことが防止できればと思いましたがちょっと厳しそう。   まぁあんまり歩きながら音楽を聴くことをしないし、人と話すときはイヤホンはしないのでこれはそんなに気になりません。 というか全然使ってない機能ですw

タッチ操作がしづらい

画像のオレンジ部分を長押しや2回タップすることで、再生/一時停止をしたり曲送りをしたりといった操作ができるのですが、感知部分が小さいのと私の手が大きいのもあってよく操作をミスります。 1回のタップや少し触れただけでは反応しないので誤操作しにくいのはありがたいんですが、うまく操作できたりできなかったりと不確実な感じがどうも使いづらい。 結局、確実に一時停止や曲送りのできるスマホやパソコンから操作してしまっています。   でも他のレビューや口コミを見ていると使いやすいって人が多い。 慣れなのかなぁ… 今一度タッチ操作にトライしてみようかと思案中。

マルチポイントには対応していないので2台以上に同時接続ができない

Bluetoothには「マルチペアリング」と「マルチポイント」という機能があります。
マルチペアリング:1台の子機に、複数の親機を登録しておく機能 マルチポイント:1台の子機に、複数の親機を同時接続できる機能
今回の場合、
  • 子機=Soundcore Liberty Air 2 Pro
  • 親機=パソコンやスマホなどBluetoothでイヤホンを繋げるデバイス
となります。   Soundcore Liberty Air 2 Proはマルチペアリングには対応していますが、マルチポイントには対応していません。   どういうことかというと、Soundcore Liberty Air 2 Proと一度でも接続したことのあるデバイスならば次回から面倒なペアリング操作は不要で、イヤホンの電源を入れると同時に接続されます。(マルチペアリング機能) しかし「パソコンとスマホなど、2台以上のデバイスに同時接続してどちらの音声も聞けるようにする」(マルチポイント機能)といったことはできません。 たとえば、「パソコンで映画を観ながら、スマホの着信音に気付けるようにする」などといった、"1対多数"の接続ができないということですね。   そのため逐一接続するデバイスを切り替える必要があります。 個人的にはあると嬉しい機能だったのですが、まぁ無くてもそこまで不満はありません。

やっぱり失くしそう。笑

完全ワイヤレスイヤホンの宿命ですが、片方を失くすリスクは常につきものです。 購入したての頃、首掛け式のセミワイヤレスイヤホンの扱いに慣れてしまっていたので、イヤホンを外してそのまま落っことすってことを何度かやりました。笑(首掛け式ならそのまま首にかかってくれるので…) 今はもうそんなことはしなくなりましたが、やっぱり2つに分かれてるのってちょっと不安です。   幸い、メリットの方でも書いたとおり保証がしっかりしているので片方を失くしても無料で失くした方を送ってもらえます。(多分) とはいえ失くすとしばらくは使えなくなるので、外したときはその辺りに放置せずケースに戻すなどして大切に扱いましょう。

Soundcore Liberty Air 2 Proはこんな人にオススメ

[caption id="attachment_218" align="aligncenter" width="599"] 引用:Anker[/caption]

AirPodsProを買うほどの予算はない(イヤホンに3万円はかけたくない)人

当方、AirPodsProは未体験なのであちらの音質やノイズキャンセリング機能がどれほどのものか知らず比較はできないのですが、私のようにたまに音楽を聴いたりとかパソコンで動画を視聴するぐらいの使い方であれば半額以下のSoundcore Liberty Air 2 Proで十分です。   音質にこだわりがあるとか、毎日音楽をガンガン聞くだとか、強力なノイズキャンセリング機能が欲しいとかでなければ必要十分かなぁと。 安心と信頼のAnker製ということで保証やサポートも問題なさそうなので、 「どっちか迷ってSoundcore Liberty Air 2 Proにしたけど、AirPodsProにしときゃよかったー!」 って嘆くほどのことにはならないんじゃないかなと思います。 あと失くしてもAirPodsProほど痛くないのもありがたい。笑   ただ、当たり前ですがiPhoneなどのアップル製品との連携に関してはAirPodsProの右に出るものは無いですし、レビューを見ていると「異次元の音質!」「異次元のノイキャン!」といった口コミも多数見かけるので、予算に余裕のある人はAirPodsProも候補に入れるべきかと思います。

コストパフォーマンスの良い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人

私はモノを買うときにめちゃくちゃ調べまくる人なんですが、Soundcore Liberty Air 2 Proの口コミやレビューを読んでいてあんまり悪い感想って無いんですよね。 私も実際に買って使ってみて感じていますが、音質良し、携帯性良し、音も途切れない、ノイズキャンセリングもしっかり効く、イコライザーもいじれる、保証も最長2年で万全…と、欠点らしい欠点がありません。 これで12,980円なら普通に"買い"かなと。

しっかりとした保証やサポートを受けたい人

何度も言いますが、完全ワイヤレスイヤホンは片方だけ失くすというリスクがあります。 なので、もしものときにどれだけ手厚く、迅速なサポートが受けられるかというのも、イヤホン本体の性能と同じくらい大事だと思っています。   その点、大手メーカーのAnkerさんであれば最長2年の保証が付いていて、片方を失くしてもメール連絡1本で失くした方を送ってくれるという手厚さ。   安心して雑に扱えます日常使いできますね。

Soundcore Liberty Air 2 Proを1ヶ月使ってみた感想・レビューまとめ

以上、Soundcore Liberty Air 2 Proの使用感やメリット・デメリットの紹介でした。 12,980円という値段は決して安くはないかもですが、「どうしようかな…本当にこれを買って大丈夫かな…」ってあと一歩ぐらいのところで悩んでいる人とか、「完全ワイヤレスイヤホンが欲しいけどいっぱいあってどれがいいとかわかんねぇ。とりあえずそんなに高くなくて失敗しないもの買いたい」って人は買ってしまって後悔はしないんじゃないかなと思います。 イヤホン本体やケースもコンパクトで、ノマドワーカーのお供にもぴったりです。   気になった方はぜひご検討ください♪ それでは。 [itemlink post_id="660"]

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