こんにちは、抹茶んです🍵(^ ^)
2022年2月27日から約6週間に渡り、ニューヨークの語学学校「ニューヨークランゲージセンター(NYLC)ミッドタウン校」で英語を学んできました。
短期留学だったため、ぶっちゃけ英語力(英会話力)はそんなに向上した感覚はないですが、とても良い経験にはなりました。
これからNYLCに入学される日本人の方もいると思いますので、参考までに僕の体験記をここに残しておきます。
もくじ
ニューヨークランゲージセンター(NYLC)ミッドタウン校について
場所・アクセス
NYLCミッドタウン校は、ニューヨークはマンハッタン地区のミッドタウンにある語学学校です。
ミッドタウンはタイムズスクエアやニューヨーク近代美術館など観光の名所があるにぎやかな街ですが、NYLCは観光地から北の方に外れた場所にあるため、周辺はそこまで騒がしくありません。
タイムズスクエア駅から1ラインに乗って20分ほどで到着する103st駅が最寄りで、駅徒歩1分の好立地で通いやすいです。
またNYLCはマンハッタンの東側Queens地区と、北側のBronx地区にも分校があります。
授業料について
NYLCの授業料は他校と比べてかなり安いと思います。
僕は週に4日、1日4時間のセミインテンシブというプログラムで7週間通うことにしましたが、入学費$100と合わせて$1,000ちょっと(約11万円強)です。
いくつか他の学校も調べました(どこを調べたかは忘れました)が、NYLCが一番安かったです。
Queens校やBronx校だともう少し安くなります。
学校の口コミ・評価について
「安いとあまり良い学校じゃないんじゃないの…?」
というのは当然の思考です。
僕もそう思い、Google Mapや他サイトの口コミを調べていましたが、ところがどっこい。
これはGoogle Mapの口コミですが、130件以上の口コミがありながら★4.7とかなりの高評価。
口コミを1つ1つ見てみても、ほとんどが好意的なものばかり。
留学するにあたってまずは語学学校を決めようと思い立ったのが2021年6月頃でしたが、わりと早い段階で「NYLCは授業料が安くて評価も高い」ということが分かったので、ここに通うことを決めました。
他国の学校事情について悩みすぎてもしょうがないよなぁとも思っていたので。
入学手続きは公式サイトの問い合わせやメールアドレスから英語でその旨の文章を送りました。
英語でメールを送るなんてハードルが高い…と思うかもしれませんが、今はDeepLという素晴らしい翻訳サイトがあるので、ここで日本語→英語変換すれば大丈夫です。
文明の利器バンザイ。
どのような手続きを経て入学に至ったかはまた時間があるときに別記事にできればと思っています。
NYLCの先生について
先生たちはみんな総じて優しく、結構おちゃめです。
学生たちがトンチンカンなことを言っても否定せず、「That's great!」「exactly.(そのとおりだね)」など、一度受け止めることを大切にしているようでした。
僕はSerena先生とRachael先生のクラス(ビギナークラス)を受けましたが、2人とも聞き取りやすいスピードと発音で、英会話初心者にもありがたかったですね。
ただ、「聞き取りやすいこと」と「理解できるかどうか」は別物ですね…
在学中はいつもボキャブラリーが足りてないなと痛感していました。
Serena先生について
Serena先生は僕より少し上ぐらいの歳かと思いますが、美人&清楚系でいつも洋服がオシャレでした。
オシャレといっても派手な感じではなく、シンプル&キレイめ系で個人的にとても好みの着こなしをされてました。笑
オーバーオールだってかわいく着こなしちゃうんだからすごい。
服の話はさておき、Serena先生は良心の塊のような人で、いつもにこにこ笑顔で接してくれるし話もおもしろいし、発音がとても聞き取りやすいのも超素敵でした。
最終日に「先生のクラスはとてもおもしろくて、理解もしやすかったです。本当にありがとう。」と伝えたらとても喜んでもらえました。
Rachel先生について
Rachel先生は少し身体が大きいおばさまの先生でした。
Rachel先生もおちゃめな先生で、学生がおもしろいことやトンチンカンなことを言ったときのリアクションや、ほどよいジョークが楽しい先生でした。
褒めるときはしっかり褒め、学生がスパニッシュで話していたり騒がしいときにはしっかりたしなめるなど、「これぞ学校の先生!」という感じでしたね。
この先生もとても好きでした。
先生は本当に素敵な人が多い
総じてNYLCの先生陣は素敵な人が多い印象でした。
上述した2人の先生の他にも2日間ほど別の先生のクラスを受けましたが、やはりみんな優しくておもしろかったです。
さすが人種のるつぼ・ニューヨーク。
多様性を受け入れ、平等に接することができなければ、語学学校の先生なんて務まらないですよね。
先生たちの素敵な雰囲気作りのおかげで、あまり緊張や萎縮をせずに学校生活を送れました。感謝感謝です。
学生たちについて
NYLCは日本人学生の少ない学校です。
これは僕が通っていたミッドタウン校に限らず、Queens校やBronx校でも同じかと思います。
学生の割合的に最も多いと感じたのが中南米出身の人たち。
ブラジル、コロンビア、チリ、アルゼンチン、ドミニカ、メキシコ、パラグアイ、ベネズエラ・・・と、ほぼ中南米の国々を網羅していた気がします。
やっぱり比較的近くの国で英語を学ぼうと思うと、「アメリカのニューヨーク」という選択になるんでしょうね。
次いでスペインやイタリアなどのヨーロッパ諸国の人もちらほら。
でも中南米の人数に比べたら微々たるもの。
学校で見かけた日本人は5名くらいでした。これでもわりと多かった時期かも。
国籍は違えど積極的に英語を学びに来ている人たちばかりなので、気さくで接しやすい人が多かったですね。
同じ英語を話していても人それぞれクセがあってなかなか理解できないことも多いんですが、派手めなリアクションとお互いの拳をコツンと合わせる挨拶(?)をやっとけばとりあえずコミュニケーションはできました。笑
ちょっとだけだるかったのは、NYLCには特に中南米の国(スペイン語が公用語であることが多い)から学びに来ている学生が多いので、英語に詰まったり雑談したりするときはよくスペイン語を使いだすことですね。
あっちにはそのつもりがなくても、こちらとしてはやや仲間外れ感を感じてしまうので、せめて授業中は英語縛りにしようぜーと内心思っていました。
よくRachel先生には「in English.」と注意を受けていましたね。笑
でも悪気があるわけでは無いので、基本的には気持ちよくコミュニケーションできていました。
カリキュラム、授業内容について
僕は「1週間に16時間学習する」という「Semi-intensive」コースで入学しました。
入学前の記述テストと口頭評価で「ビギナー2」というクラス(多分下から2番目くらいのクラス)に振り分けられ、14〜18時の4時間で授業がありました。
中級クラス?の人たちは午前中に授業やっているようでした。
ビギナークラスの授業の内訳はこんな感じです。
14:00〜14:50
Teacher:Serena
音楽、アート、教育、映画、環境問題など、全世界共通で話題にできるテーマについて、学生同士で簡単なコミュニケーションを行う。
15:00〜17:45(間に休憩25〜30分)
Teacher:Rachael
NYLC専用のテキストを用いて文法学習やリーディング、スピーキングを行う。
1回の授業で5、6回ほど学生同士でのコミュニケーションもある。
「先週末は何をした?」「好きな食べ物は?」「世界の行きたい観光地は?」など、簡単なテーマについて1対1やグループなどで話し合う形式。
他の語学学校はどうかはわかりませんが、NYLCは座学よりも学生同士のコミュニケーションや「英語を話すこと」に重きを置いているように感じました。
やっぱりこういうのは「習うより慣れろ」ですよね。
言葉に詰まったり、話してることがわからなくてコミュニケーションが上手くいかなくても、学校だからノープロブレム。
ちなみに入学するときは必ず月曜からスタートになります。
どうやら1週間の区切りでカリキュラムを構成している様子。
また8週間を1クールとしているようで、そのクールの最終週には筆記と簡単な口頭テストがありました。
1つ上のクラスへ進めるかどうかを確認するテストですね。
筆記試験は選択式やTorF(真偽問題)が主で、1問だけ記述式でした。(問題内容は控えたほうがいいと思うので非公開とします)
口頭テストは「毎朝やってることは?」「先週末は何をした?」の2つの質問にそれぞれ1分程度で答えました。
ビギナークラスなだけに本当に簡単なテストで、僕は問題なくパスできました。
クラスの7割ぐらいはパスしてたと思います。
次週からは中級クラスに行けることになりましたが、ニューヨークにいられる最終週でまだまだ観光やおみやげ巡りをしたかったので自主休講にしました。笑
7週間の授業料を払ったので1週分無駄にしましたが、NY短期留学というもう二度とないかもしれない時間の中ではやりたいことを一番に優先すべきだと思うので悔いはありません。
自分自身の英語力について
中学レベルの英単語や文法でさえろくに話せなかった僕。
1日4時間で週4日間、計6週間の授業を受けて、その英語力(英会話力)はどうなったでしょうか。
・・・
まぁたかが1ヶ月半じゃ成長した感じはしないですね。ぶっちゃけ。
一応真面目に授業は受けてましたよ。
できるようになったことといえば、
- 自分の名前や出身、趣味など簡単な自己紹介ができる
- 「How are you?」「Nice to meet you.」などに対する簡単な受け答え(挨拶)ができる
- レストランで食事や会計ができる
- スタバなどのカフェで注文ができる
- 買い物ができる
- 「○○はありますか?」と店員さんに質問ができる
- 昨日何をしたかや、休みの日に何をしているかなどを簡単に説明できる
- 丁寧にゆっくり話してくれて、難しい英単語がなければざっくりは理解できる(すべてを理解できなくても意図はわかる)
こんなとこですかね。
未だに長文で喋られるとわかんないし、特にニューヨーカーは人種もまちまちで人それぞれ英語にクセもあるしで、まともな会話なんて無理です。笑
本当に簡単な受け答えならなんとかできるって感じですね。
でも英語圏で最低限の生活ができるようになったというのは自分にとって大きな自信になったし、短期間とはいえとても良い学びができたなと思います。
NYLCの先生方に感謝感謝です。
はい、長くなりましたが短期留学の振り返りはこんなとこですかね。
読んでいただいた方はありがとうございました!